クラウドソージングとは、クラウド(=インターネット上のネットワークやサービス)を利用して、ソージング(条件を指定して適切な取引や価格決定)を行うことです。
めちゃくちゃ簡単に言うと、「インターネット上で仕事をする(仕事を完結させる)」ということだよ!
ここでは、クラウドソージングをこれから始めたいという人に向けて、初心者でも稼げる仕組みについて解説します。
クラウドソージングとは?
クラウドソージングとは、インターネットを通じて仕事の受注や発注を行う働き方のことです。
意味がよくわからないという人は、「クラウドソージング=インターネット上で仕事をすること」と覚えておけばいいでしょう。
クラウドソージングとテレワークの違い
新型コロナウイルスの世界的流行で、日本国内でもテレワークが推進されるようになってきましたが「クラウドソージングとどう違うの?」と思っている方も多いはず。
テレワークとは、インターネットや電話などの情報通信技術(ICT)を使って、会社以外でも仕事できるようにした働き方のことです。
つまり、コロナ禍においては感染拡大防止のために「出社しなくてもできる作業は、会社に行くのを控えてできるだけ在宅でやってくださいね」というお願いが出されているわけです。
では、「在宅で仕事ができる(在宅勤務)」という点が同じクラウドソージングとテレワークは何が違うのでしょうか?
簡単に言うと、属している場所が違います。
テレワークの場合、属しているのは会社。働く場所が変わっただけで、イチ会社員であるのは変わりません。そのため、家で仕事をする場合でも「朝8時~17時まで」というように、働く時間が定められているケースがほどんどです。
一方、クラウドソージングの場合は、取引先と業務提携を結ぶ働き方です。報酬は、勤務時間ではなく案件に対して支払われるため、きちんと納品さえすれば、仕事時間を拘束されることはありません。
逆に言えば、仕事をお願いする立場(クライアント)の場合、事前に「〇時~〇時までは必ずPCに向かって作業しておいてほしい」という約束をしていなければ、相手を時間で拘束することはできないのです。
ちなみに私は、自分で自由に働く時間を決めたいので、作業時間が拘束される仕事はお断りするようにしてるよ♪
初心者ライターにはクラウドソージングサイトがおすすめ
大手ソージングサイトと言えば、
- ランサーズ
- クラウドワークス
の2社。
まずはこの2つに登録しておけば問題なく仕事が始められるでしょう。
最近はTwitterなどのSNSでもたくさんのライター募集がありますが、初心者ライターにクラウドソージングサイトをおすすめする理由は「安心だから」。
これに尽きます。
何が安心なのかというと「お金」のやり取りが安心なんです。
これまで会社やバイト先から「給料」という形でしか報酬をもらってこなかった人にとっては、はじめてネット上で仕事をするときって「本当にお金が振り込まれるの?」「バックレられて働き損にならない?」と不安になるものです。
ですが、ランサーズやクラウドワークスは「エスクロー」という仮入金制度をとっていて、仕事をする前にサイトに報酬を支払ってくれるので、仕事をしたのに報酬が未払いというリスクの心配がありません。
たとえば、ランサーズで仕事をする場合だと
- 案件に応募して仕事の依頼を受ける
- クライアント(依頼主)がランサーズにエスクロー(仮入金)する
- 仮入金されていることを確認してから仕事を始める
- 記事を納品
- クライアントが記事を受領
- ランサーズを通して報酬が支払われる
という仕組みになっています。
要するに、仕事を始める前にクライアントさんは前もって報酬金額を振り込んでくれているわけです。
また、自分の振り込み口座をクライアントさんに提示する必要もありません。
初心者ライター=社会人1年目と同じ!まだ仕事ができなくて当然なんです
始めたばかりのライターさんで多いのが「それって稼げるの?」という悩み。
ただ、そんなライターさんにズバッと言いたいことがあります。
経験もスキルもないのに、高単価の案件引き受けてちゃんと仕事できる自信、本当にある??
厳しいようですが、実際はこれが本音。
だって、自分が社会人1年目だったときのことを思い出してみてください。
※社会人経験がない人は、バイト始めたばかりの頃を思い出してみてね。
- 失敗ばかりしてツライ
- 同じミスばかりやってしまう
- なかなか仕事を任せてもらえない
- 臨機応変な対応がよくわからない
- 同じ作業をしてるのに、周りよりも時間がかかってしまう
- 先輩の言うこと聞かずに、効率がいいと思って勝手に違う方法試してみたけど、結局失敗してしまった
こういう失敗や悩みを経験した人は多いはずです。
だって、新人がいきなり仕事ができるわけありません。
怒られる怒られないは別として、新卒で入ってきた子が最初からバリバリ仕事ができないことなんて会社の人もわかっています。
ただ、これがずっと続くわけではないですよね。
1~2年経って、新しい新人が入ってきた頃には「自分って、こんなに成長してたんだ!」「私にも、こんな風に悩んでた時期あったなぁ」なんて思える日がやってきます。
では、ここで初心者ライターさんの悩みについて、もう一度考えてみましょう。
なかなか稼げません。
なんでだと思う?
高単価の案件が全然ないんです。応募しても落ちちゃうし……
つまり、高単価の案件をしないと稼げないと思ってるわけだね?
実際、そうじゃないと稼げないですよね?
単価が安い案件ばっかりやってても稼げないので、頑張って高単価の案件を探しているんですが、うまくいきません。
最初から上手くいく人なんてほんの一握り!
今、稼げている人だって最初は稼げない時期があったんだよ。
まずは、自分ができる仕事を探して経験を積むことが先だね!
ここまでで気付いた人もいるかもしれませんが、要するに初心者ライターさんは社会人1年目と同じようなもの。
自分のスキル以上のことをやろうとすると、上手くいかなくて挫折してしまいます。
急がば回れということわざがありますが、早く稼げるようになるには今できることをコツコツと積み重ねていくことが一番の近道です。
初心者ライターでも稼げるのは、未経験者にも優しい案件がたくさんあるから!
ランサーズやクラウドワークスには、「未経験歓迎」「主婦歓迎」という初心者向けの案件がたくさんあります。
初心者向けの案件は、専門知識を必要とせずネットで調べれば書けるものも多いので、慣れてくれば単価が低くても数をこなして稼ぐことも可能!!
記事の質が重要なのはもちろんですが、ライターにとっては記事を書くスピードも同じくらい大切です。
だって、1記事書くのに3時間かかる人と3時間で3記事かける人とでは、単純に3倍も報酬が変わってきますからね。
なので、記事を書くときは時間を意識して書くようにしましょう!
未経験者歓迎の案件であっても、初心者ライターには向かない案件やNG案件もあるので要注意!
- 文字単価が0.3円以下のもの
- 文字数が多すぎるもの
基本的に狙うのは文字単価1円以上!
ただ、単価が低い案件は数をこなせば時給1,000円以上に換算できるものもあります。
記事を書くスピードが上がってきたら、高単価の案件を時間をかけて書くよりも効率的に稼ぐことができるので、初心者ライターさんはココも狙い目です!!
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